Q&A

ここではダイヤフラムポンプに関するよくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。

 

Q:サイホン現象とは?

ポンプ吐出側の注入点が、タンクの液面より低い場合、定量ダイヤフラムポンプが停止しているにも関わらず、液が流れ出る現象です。

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Q:キャビテーションとは?

ポンプや配管内の脈動による急激な圧力変化が、液体の沸点を下げ、気体を発生させる(液体が沸騰する)現象です。 キャビテーション発生時は、ポンプに多大な負荷が掛かっている状態で、本来の正常な送液が出来ないだけなく、ポンプの寿命を縮めたり、振動による配管の破損等の悪影響を与えます。 対策としては、サクション側配管を太く・短くするのが効果的です。

Q:オーバーフィード現象とは?

脈動の有るポンプの吐出が終了したとき、吐出側配管内の液体の慣性力により、液の流れが止まらず、規定値よりも流量が多くなる現象です。配管が細くて長いほど発生し易くなります。

Q:ガスロックとは?

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次亜塩素酸ソーダの注入などによくみられる現象で、ポンプ室内に入った気体(泡)が、ダイヤフラムの容積変化に追従してしまい、ポンプが液を移送できなくなる状態です。エア抜き作業により解消できます。

Q:空運転は可能ですか?

ダイヤフラムポンプは一般的に空運転が可能です。

呼び水無く自吸をしますが、粘度や吸い込み配管の長さによっては、最初の運転時に呼び水が必要な場合があります。