あらゆる薬品に対応出来ます

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ダイヤフラムポンプはシール部にメカニカルシールやグランドパッキンを使用せず、摺動部が無い構造の為、薬品にはダイヤフラム・弁(ボール)・弁座・ヘッドしか触れません(一般的に薬品に触れる箇所を総じて接液部と呼びます)

 

あらゆる薬液に対応出来る理由

ダイヤフラムポンプ 弁

① ダイヤフラムは材質:PTFE

ダイヤフラムはPTFEライニングを施したものが一般的です。PTFEはあらゆる薬品への耐食性があり、強酸・強アルカリはもちろん、あらゆる薬品に耐えます。

② 弁(ボール)・弁座の材質が選択できる

弁(ボール)と弁座は液の逆流を防ぐ大切な部材です。また消石灰などスラリー液を移送する場合はSUS弁座にするなど、柔軟な選定が可能で、薬液に合わせた材質の選択が出来ます。

③ ヘッド材質を選択できる

ヘッドは弁や弁座はもちろん、ダイヤフラムを収める接液部の大部分を占める部品です。このヘッドもPVC製やPE製、SUS製からPVDF製まで、幅広くバリエーションを持っている為、弁・弁座に合わせた選択が可能です。

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エイチツー製のダイヤフラムポンプの一例です。

この「非接液部」と書かれた箇所以外は材質の選択が可能です。

このバリエーションの豊富さが、あらゆる薬液に対するベストな選択を可能にします。