ソレノイド駆動 定量注入ポンプとは?
ソレノイド駆動式定量ポンプとは、別名電磁駆動式とも言い、駆動にソレノイドを使用しモーター駆動に比べて小型で多彩な制御が可能なダイヤフラムポンプです。
小容量の精密な定量注入に適しており、4~20mAでの比例制御やパルス入力による制御などにより排水処理の各種薬剤の注入から、次亜塩素酸ソーダの注入など、薬液を少量、さらには定量注入することに向いています。
ソレノイド駆動式定量ポンプの構造
接液部の構造はモーター駆動やエアダイヤフラムポンプとほとんど同じです。弁座と弁(ボール)があり、ダイヤフラムの往復運動により、吸込みと吐出を繰り返します。
特徴的なのは駆動がソレノイドの為、流量調整をダイヤル(ストローク長さ=ダイヤフラムの押し引きの面積)と、ストローク回数の2元で制御可能です。またモーターとは違い回転を直線方向に変える必要もなく、ギアボックスもありません。フリー電源(AC100~240V)なのも特徴です。
ソレノイド駆動式定量ポンプNSD型の特徴
フリー電源
AC100~240Vの電圧で使用可能です。
防水構造
IP65相当の防水防塵構造。
コンパクト設計&首振りヘッド
4方向首振りヘッド採用で、狭所でも配管やメンテナンスが容易です。
抜群のメンテナンス性
ボルト4本で分解可能な抜群のメンテナンス性。
様々な制御に対応
薬液定量注入ポンプとして考えられる制御オプションを網羅しております。
制御としてアナログ信号(4~20mA)、パルス信号制御、バッチ運転やタイマー運転など、ユーザー様の用途に合わせてお使い頂けます。