選定のポイント

ダイヤフラムポンプの選定のポイントは、「用途・必要流量に合わせた機種選定」の後、「必要流量に対して余裕を持ったサイズ選定」が重要です。また、使用液の比重や腐食性の確認が必要です。

①使用液(耐食性の有る材質選定)及び使用温度
②必要能力(必要流量・必要圧力)
③電源仕様(100V/200V/DC/圧縮エア)使用場所の周波数
④使用方法(アクセサリーの必要性:背圧弁・安全弁・エアチャンバー)

ダイヤフラムポンプは機種のMAX流量50%~70%程度が、必要な流量値になるよう選定することをお奨めします。

 

用途:定量注入(薬液注入)微量タイプ(~300mL/min程度)

排水処理での薬液定量注入や次亜塩素酸ソーダの注入など、微量を注入したい場合は小型の定量ポンプを選定します。
図9
図2 図12 NSD-60
図2 図13 NSD-100
図2 図14 NSD-200
図3 図15 M-7060
図3 図16 M-7030
 

 

用途:定量注入(薬液注入)中容量タイプ(~3.5L/min程度)

中和剤の注入や比較的大きな流量を注入したい場合は中型の定量ポンプを選定します。
3.5l
図3 1.0 M-8020
図4 1.4 MP-0820
図4 2.0 MP-0815
図4 3.2  MP-1120
 

 

用途:高圧注入 大容量タイプ(~16L/min程度)

フィルタープレスへの圧送など、高圧で大きな流量が必要な時、大型の定量ポンプを選定します。
16l
図4 4.3 MP-1115
図5 8.4 EB-1315
図5 16.5 EB-1715
 

 

用途:薬液移送(~1060L/min程度)

廃酸や腐食性の液体循環など、移送を目的とした場合、エア式や電動式ダイヤフラムを選定します。
550l
 sn 50 SN-510
add 58 ADD-15
add 157 ADD-25
add 357 ADD-40
add 587 ADD-50
add 1060 ADD-80